阪神大震災の発生から17日で30年。発生直後、被災地入りした俳優の堀内正美さん(74)は、ボランティアを受け入れる市民団体「がんばろう!!神戸」や震災を語り継ぐNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り(HANDS)」を設立し、活動を続けてきた。昨年11月には経験をまとめた本を出版。「30年で解決できなかったことを伝え、生かしてほしい」と願う。(弓場珠希) 【写真】阪神大震災の30年追悼式典に出席するため羽田空港から神戸市に向かわれる天皇皇后両陛下 平成7年1月17日午前5時46分堀内さんは神戸市北区自宅にいた家族無事確認後すぐ同市長田区での救助活動に携わった。 全国からのボランティアを受け入れ避難所ニーズマッチングさせる市民団体構築。「みんな知恵力自分持っているもの出し合って動きだした」振り返る例えば赤ちゃん入浴させたい要望あればお湯用意人場所提供人つなげた勝手なことするな言われることもあった支援輪広がっていった。 「大丈夫」ではなく「がんばろう言葉被災者響く気付き当時パーソナリティ務めていたラジオ関西番組で呼び掛けるようになったその言葉やがて被災地支援合言葉になった。 活動原動力人権守られるべき思い石炭石油転換進んだ昭和年代九州筑豊炭田失業あえぐ労働者家族子供たち撮影写真集筑豊こどもたち幼い頃見衝撃受けたどんなことあっても人権守られる社会なければならない 震災多く人大切人失い住居財産なく傷ついていた生き残った人誇り持ち尊重されて生きられるようそんな思い教訓伝えてきた 年間振り返り後世伝えたい実現できなかった数々当時100人身寄せていたある避難所全て平等なければならない考え90個お握配ることができなかった工夫すれば個100分けることができる考える能登半島地震避難所運携わった何変わらない聞愕然とした 伝えなければいけないこと伝わっていなかった解決でき基どうすればできるヒント見つけてほしいそんな思い込去年本出版タイトル喪失悲嘆希望先 過去失敗生かし備えるため多く隣話してほしい生存知恵見つけてほしい
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