ロサンゼルス・タイムズ紙がドジャース・大谷翔平投手(30)の経済効果について9日(日本時間10日)に詳しく記事を書いている。 ド軍のマーケティング責任者ロン・ローゼン氏は「ロサンゼルスの地域社会に新たな活気が生まれた。多くの人がドジャースについて考え、グッズを買い、チケットを買い、ホットドッグを買い、あらゆるものを買ってくれるようになりました」とほほえむ。チームは大谷関連の具体的な収益総額を明らかにしていないものの、現在の報道では、彼がフランチャイズにもたらす年間の経済効果は9桁(数億ドル=数百億円規模)に達すると推定されている。さらに、年俸の後払い分を使った投資機会も加味すると、フランチャイズに10億ドル(約1500億円)の利益をもたらす「収益マシン」になると予測されている。 「翔平が勝利の文化をつくる手助けをしてくれるおかげで、球団のビジネスもうまくいく。スポンサーシップであれ、グッズであれ、チケット販売であれ、何でも貢献してくれる」。大谷の加入後、ドジャースは1億ドル(約150億円)を超す大型契約を結ぶたびに、年俸の前に高額な契約金を払えるようになった。ブレーク・スネルには5200万ドル(約78億円)、山本由伸には5000万ドル(約75億円)、ウィル・スミスには3000万ドル(約45億円)、タイラー・グラスノーには1000万ドル(約15亿円)である。 多額の現金を先に払うのは選手にとって有利だが球団側には負担となる。しかし現在は大谷契約による資金繰りの余裕があり可能となっている。「翔平以前とは資金力が全く異なる」とスタン・カステン球団社長。「影響力がこれほどまでとは想定外で私たち計画超越していた」と感謝を示した。
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