発売前から大きな関心を集め、予約開始後わずか数日で予想を大幅に超える約5万台の注文が殺到した新型ジムニーノマド。発売からわずか5日後の2月3日には、受注が一時的に停止されるなど、その人気ぶりが注目されています。

新型ジムニーノマドは、スズキのジムニーシリーズ初となる5ドアモデルで、本格的な四輪駆動車として登場しました。コンセプトは「悪路走破性と日常の使い勝手を兼ね備えたコンパクトクロカン4×4」。これまでの3ドアモデル「ジムニーシエラ」と比較して全長とホイールベースが340mm延長され、後席の快適性と乗降性が大幅に向上しています。

特に後席は、ヒップポイントを50mm後方に移動させ、膝周りのスペースを広げることで、長時間の乗車でも快適に過ごせる設計となっています。また、ラゲッジスペースも広がり、4名乗車時の荷室床面長はジムニーシエラより350mm長くなり、アウトドアや長距離ドライブのシーンでも便利に使用できます。

エクステリアデザインは、ジムニーシリーズの象徴ともいえる5スロットグリルを採用し、ガンメタリックの塗装とメッキ縁取りで上質な印象を与えています。スクエアなボディ形状により