結成11年目を迎える3人組バンド・Mrs. GREEN APPLE(大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架)が30日、日本レコード大賞で見事2連覇を果たした。TBS系で生放送された『第66回輝く!日本レコード大賞』(東京・新国立劇場)にて、同バンドは昨年の『ケセラセラ』に続き、今年は『ライラック』で栄冠に輝き、レコ大史上9組目となる快挙を達成。特にバンドとして初の連覇という歴史的記録も樹立した。Creepy Nutsの『Bling-Bang-BangBorn』も最有力候補と目されていたが、その激しい競争を制する形となった。 【写真特集】感極まる瞬間…連覇達成時の舞台裏 安住紳一郎アナウンサーによる受賞発表直後、若井が感動で大森の肩を強く抱きしめる一幕も。3人は深々と頭を下げながらステージへ進み、川口春奈から祝福を受けると、「今年は本当に多くのことを学んだ年でした」と声をつまらせながら感謝。「作家として成長すべく自ら課した5か月連続リリースという挑戦も、(中略)支えてくださった全ての方々のおかげです」と語り、「ライラック」演奏時には大森が「レコ大!」とのアドリブで会場を沸かせた。 これにより同バンドは細川たかしや浜崎あゆみ(3連覇)、EXILEなど歴代受賞者に名を連ねる一方、「フェーズ2」として2022年に活動再開後わずか2年での金字塔となった。アニメ「忘却バッテリー」OPテーマとしてロングヒット中の本作はビルボードジャパン1位獲得後3億ストリーム突破。「全世代の青春ソング」(大森談)というコンセプト通り、「敗北感すら原動力に」といった歌詞が幅広い層から共感を得ている。 高校時代に結成後一度解散危機に見舞われた同バンドだが、「ケセラセラ」「ライラック」のダブルミリオンにより国内トップバンドの地位を確立。「昨年以上に重みのある賞です」(授賞式後のコメント)と謙虚さを見せつつ次なる目標である3連覇へ向け歩み始めた。
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