夏からの値上げが真綿で首を締めるようにきいてきて、年末年始はより厳しさを増す──。クリスマスと正月に特別なイベントができない家庭の人々は多く、支援する団体が開いたクリスマス会は盛況となった。参加した人々から話を聞き、課題を探った。 【写真で見る】クリスマスらしい“体験”を…子どもたちのケーキ作りの様子とキッズドアに届いた「お礼」の手紙 ■無料の学習会で開催 普通なら当たり前の"体験"を提供 12月に東京都内で行われた、NPO法人が運営する学習会の「クリスマス会」。 オーケストラ演奏やホールケーキデコレーションなどがあり、参加した小中学生たちは無邪気な笑顔を見せた。初めてケーキ作りをする子もおり、「最高!」「いちごまみれできておいしかった」との声。 寄付により児童書もプレゼントされ、 都内の小5女子 「本大好き!めっちゃうれしい」 千葉県中1男子 「欲しいもの全部あるから...リクエストしてない」 50代母親A 「楽器間近やケーキ作りは普段できない貴重な体験」 担当者・四本知子さん 「物価高でプレゼントやケーキ準備が困難な家庭が多い」 認定NPO法人「キッズドア」運営の無料学習会には小4~中326人が在籍。主にひとり親・多子世帯が利用。
ここでは一般家庭なら当たり前な"ホールケーカット体験"にもこだわる。 50代母親B(小学生保護者) 姉(中學生)買ってくるかもしれないけど...実家帰省交通費考え東京戻る辛さ考える ■調査:9割ひとり親世帯冬休み困窮 グッドネーバーズ・ジャパン202年調査(※)フードバンク利用355回答者中約90%冬休み心配事抱える▼光熱食費増▼季節イベント対応困難等挙げられる 連携する渥美未零氏指摘: 夏以降値上げ深刻電気ガソリン米価高騰→親1日1食子供兼用食事肌荒れ体重増加悩む例も悲痛声多数聞く
支援策として食品送付実施(餅そば+具材パスタソース等提案)共料理時間作戦受験シーズン控え春資金需要懸念も: 合格しても入学準備金負担→奨学金給付→貸与変更事例収入微妙増加影響受給時期ずれ借入必要例多い現状改善求む声強し</P></DIv>
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